ハブ酒

バス停まで送るね、と言った女友だちは「あなたは何曜日が嫌い?」と聞いてきた。「日曜の夜かな。お前は?」「土曜の夜。今よ」そこまで言われても、あのとき家ではなく、彼女の部屋に戻る勇気はなかった。男の人生は、後悔が積み重なってできている。でも、その厚みが限界を迎えると崩れ去り、源太さんのように熱く、前を向けるのかもしれない。生きてる限り未来は続く。パートナーと一緒だとそれは光輝く。男に必要なのは、忘却と希望とハブ酒だ。

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